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キャットストリートにフリーペーパー専門店、12月10日に「Only Free Paper」開店へ

キャットストリートにフリーペーパー専門店、12月10日に「Only Free Paper」開店へ

　紙メディアがインターネット、電子書籍へと移行する状況下で、独自の紙メディアが成長しており、中でもフリーペーパーが注目されている。そうした環境下で、この種のフリーペーパー・フリーマガジンを一堂に集めた専門店「Only Free Paper」（石崎孝多代表）が12月10日（金）、原宿キャットストリート沿いにオープン見通しとなっている。
　「7月に下北沢のギャラリーで開催した展示・発表会での反響が大きかったことから、出店に踏み切る」（石崎代表）もので、立地は、キャットストリートと明治通りの合流点、宮下公園近くのKビル（渋谷区渋谷1−22―7398）の１階。売り場面積は約33平方�叩�
　企業・団体・個人など、発行形態の如何を問わず、グルメ、旅、ファッション、音楽、アートなど、全てのジャンルの最新号を網羅する。
　また、地方や海外なども対象とするが、ピンク系、通販カタログ、求人誌などは扱わない。ターゲットは主に、10代から30代前半の男女。
　陳列はジャンルごととし、陳列場所の決定や補充などは、同店が行う。店舗には常時、スタッフを配置し、無人スタンド方式はとらない。利用者側の入会金制度や持ち込み側からの手数料などはとらずにすべて無料とし、ネット上の広告やスポンサー料などで採算を合わせる。
　2冊以上の持ち帰りは禁止とし、持ち帰り禁止コーナーも設ける。
　石崎代表は開店を前に、「日本のフリーペーパー・フリーマガジンは、正確な統計などはないものの、数千種類とされ、一堂に集めればお互いに便利。要望も多いことから出店するもので、紙媒体とフリーの可能性を追求し、とりわけ本が元気に発展することを切に願う」と語っている。
（2010-11-23）

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