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シブヤ大学が”環境対応”強化、日本環境設計と組み衣料回収など
特定非営利活動法人のシブヤ大学〈左京泰明学長〉が、環境問題への取り組みを強めている。持続可能な循環型社会を目指す日本環境設計(渋谷区恵比寿4丁目、岩元美智彦社長)とのコラボレーションで、連続的に不用衣料品の回収イベントを開催し、意識調査やセミナーなども行う。
本格化の第1回目は11月28日(日)に開催し、参加希望者には不用の衣料品を、使用可能品、不可能品に分けて、会場のケアコミュニティ・原宿の丘(渋谷区神宮前3丁目、旧原宿中学)に持ち寄ることを呼びかけている。まだ使えるものは販売、交換などで再利用し、使えないものはバイオメタノールその他の燃料や原料として再資源化する。
回収できる衣料(下着類は除く)は帽子、ワイシャツ、Tシャツ、ベビー服、タオル類、ズボン、スカート、ワンピース、セーター、靴下などで、泥や油で汚れているもの、濡れているものや靴、バッグ、ぬいぐるみなどは回収できない。
11月28日(日)に続いて12月26日(日)、および来年1月10日(月、休)にも開催の予定。
シブヤ大学では、今年1月の「シブヤ油田を発掘せよ」企画が好評で、今年9月の「文化祭」での回収イベントを経て、継続的発展を目指す、独自の「衣料環境ゼミ」を立ち上げて本格化。今回の回収イベントは前期通常講座として開催し、日本環境設計から講師を招いて、リサイクルを中心に実践的に学び、実証実験を重ねながら、リサイクルシステムの構築にも貢献していく。
日本環境設計が事務局を務める「FUKU-FUKUプロジェクト」にはアメリカ屋、イオンリテールSELF+SERVICE事業部、エドウィン、丸井グループ、メーカーズシャツ鎌倉、らでぃっしゅぼうや、良品計画といった繊維リサイクル事業者が参加。
日本の繊維製品不用品は、年間200万トン以上にのぼり、85%が焼却・埋め立てとされているが、日本環境設計では綿製品はバイオメタノールへとリサイクルし、その他の繊維製品も含めて、より効率的な技術の確立とネットワーク構築を目指している。
(2010-11-26)
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