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表参道のイルミネーション施工完了、11月26日に点灯チェックで引き渡し

表参道のイルミネーション施工完了、11月26日に点灯チェックで引き渡し

 復活2年目となった原宿表参道のイルミネーションの飾り付けが、11月26日(金)の深夜に完了、タイムスイッチの作動や点灯チェックなどを経て、施工業者から主催者である商店街振興組合原宿表参道欅会(松井誠一理事長)に引き渡しされた。
 最後まで残されていたキデイランド原宿本店前の2本の欅は、同店の建て替え工事の関係で、きょう11月26日に枝打ちしてLED電源を施工、12月1日から来年1月3日までのイルミネーション終了後、移植する。
 今年のイルミネーションの特徴は、明治神宮鎮座九十年・表参道誕生90周年にちなんで、光源のLED を90万個とし、対象となる欅の木も153本まで増やしたこと。飾り付けも、ほとんど欅の根元から、枝先に近い部分にまで広げて、一段と華やかさを増している。
 引き渡しの夜、松井誠一理事長はインタビューに答えて、「経済も気持ちも落ち込んで、先行きに明るさを見出しにくい時代だが、多くの人にイルミネーションを見に来ていただき、楽しんで、元気になってもらいたい。商店街も歳末商戦を大いに頑張って、売り上げを伸ばして欲しい」と語った。
 この夜は、「ラルフローレン」前の“まちかど庭園”で、タッチドームに触れると光の色や点灯状況が変化する「タッチイルミ」(仮称)の各種実験も披露された。イルミネーション本番では、欅並木の保存・育成など環境保護運動に一定の寄付をした人に、タッチしてもらい、記念撮影の場を提供するなど、幅広く活用していきたいとしている。
 また、12月26日(日)までの期間限定で、表参道にオープンしている「3Mストア」では、1日から外壁に、道路標識などで使用されている反射材を貼り、表参道のイルミネーションや車のライトなどの光を反射させることで、まるでそれ自体が光っているように見える「全く電気を使わない“エコ・イルミネーション”」の構想も明らかにされている。
(2010-11-26)

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