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「創造を着る」 深町玲ファッション展
年齢、性別、国籍といった要素にとらわれることなく、「自分の好きな自分」のための「服装の自由」を提唱するデザイナー、深町玲のファッション展が、6月6日より青山ギャラリーエスにて開催される。
深町玲(写真左から2番目)は1972年生まれ、幼少期をインドネシアで過ごしたデザイナー。東京のデザイン学校を卒業した後、1995年からの5年間インドネシア国立芸術大学工芸科に留学したという異色の経歴の持ち主だ。
卒業後はファッションをフェミニズム表現として考えるブランド「ReiWAOUEK?!」を立ち上げたが、2005年にはさらにブランド名を「Jaga Orgasm」(「ジャガ」はスウェーデン語で「狩猟」、インドネシア語では「守り」を意味する)に改めた。以後はフェミニズム思想にとどまることなく、性、年齢、人種、体型、学歴、国籍、制度など、服装を束縛する一切の制度からの開放をテーマに掲げ、日本とインドネシアの両国を拠点に制作活動を行っている。
今回、青山ギャラリーエスで行われるファッション展「創造を着る」では、雲柄のろうけつ染とシルク素材を中心に、様々な柄と色とりどりのアジア生地を使用した、ユニセックス&年齢制限の無い服約80点を展示。いずれの作品も、現代人を無意識のうちに縛り付ける外からの価値観に対するアンチテーゼという、深町の意思を強く打ち出したものになるということだ。
なお、6月10日には18時15分より同会場にてファッション・パフォーマンスも行われる予定。
「創造を着る」 深町玲ファッション展
期間 2006年6月6日(火)〜6月11日(日)
時間 11時〜19時(最終日17時まで)
会場 ギャラリーエス(東京メトロ 千代田線・半蔵門線・銀座線「表参道駅」B2出口より徒歩5分)
住所 渋谷区神宮前 5-46-13 ツインエスビル
電話 03-3407-1234
FAX 03-3400-0187
ギャラリーエス(2006-05-16)
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