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原宿団地訴訟で「高さ40�辰任盪�ち出しゼロで建設可能」、12月16日の弁論で

原宿団地訴訟で「高さ40�辰任盪�ち出しゼロで建設可能」、12月16日の弁論で

　原宿団地の解体準備工事が始まった12月16日（木）、東京地裁では午前11時45分から第５回口頭弁論が行われ、同団地に隣接する妙圓寺の本間大智副住職が、意見陳述に立った。
　本間氏は、原宿団地建替組合(坪郷佳英子理事長)が、総合設計制度を利用し、公開空地を設けることよって、高さ制限40�辰涼楼茲�60�辰旅眩悒泪鵐轡腑鵑魴�設して、１戸当たりの面積も戸数も倍増をめざしていることについて、「老朽化を理由に建て替えるのなら、高さ40�辰寮�限範囲内でも居住者側の建設費持ち出しゼロで可能」と、情報公開の資料をもとに主張。新日鉄、NTTといった大企業・旧公団グループなど法人所有が半分近い実態の中で事実上、投資目的化していることを批判した。
　また、「幼い頃から原宿団地には自由に出入りし、遊び場にして育った。キラー通りは世界的にも知られる有数のストリートであり、街としての価値を守りたい」「モンタージュパースの偽装をはじめ、ウソを重ねてまで“市街地の改善に資する”と称して規制緩和を引き出し、ビル風の怖い、環境破壊の高層マンションの建設を強行するものではない」と、近隣住民としての「切なる願い」を強調した。
　今後は、都市計画の専門家や行政法の権威などの意見書を、裁判所に提出するとともに、この間に露呈した新事実をもとに、新たな訴訟提起も準備していく。
　次回の弁論期日は、来年3月14日午前10時15分から、東京地裁522号法廷となっている。
（2010-12-16）

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