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ADRA Japanが発足25周年、12月19日に原宿で記念イベント開催
特定非営利活動法人ADRA Japan(山地正理事長、渋谷区神宮前1丁目)は12月19日(日)、原宿のSDA東京中央キリスト教会で、設立25周年記念イベントを開催、100人近い支援者・関係者が集まった。
ADRA(Adventist Development and Relief Agency)
は、1956年にセブンスデー・アドバンチスト教会によって始められた国際人道支援機関を前身とし、今では世界で4439人のスタッフが、118カ国で20億人を超える人々に対して、働きを続けている。ADRA Japanは、その日本支部として1985年に設立、エチアオピア飢餓救援事業を皮切りに、フィリピン、バングラディシュ、マレーシア、アルメニアなど、世界の各地で多彩な国際人道支援を展開している。
25周年記念イベントでは、UNHCR駐日事務所の久保真治上級渉外担当官が、「紛争で荒廃した状況下に飛びこんで、創意工夫にあふれた先駆的な役割を果たしてきたことは、世界的にも高く評価されており、敬意と謝意を表する」と来賓挨拶。ADRA本部からのメッセージに続いて、スーダン、ラオス、ペルー、チリ、ネパールなど、各国支部からのビデオメッセージも披露された。
いま実施中の事業紹介では、日本国内での啓発・人材育成事業のほか、ラオスでの農業開発支援、スーダンでの帰還民支援やネパールへの口唇口蓋裂医療チーム派遣の活動実態などが、帰国中の各国派遣スタッフから、生き生きと報告された。
なお、ネパールでの口唇口蓋裂医療チームの活躍は、派遣開始15周年を記念して来春、「こころからありがとう〜ネパールの口唇口蓋裂を救う〜」と題する写真絵本が、100ページフルカラーで出版(1500円)され、その収益の全額が、同事業に寄付される。
(2010-12-19)
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