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東京六大学野球2006年春季リーグ最終戦 「早稲田対慶應」

東京六大学野球2006年春季リーグ最終戦 「早稲田対慶應」

 神宮球場(写真)では今週27日(土)、28日(日)の2日間に掛け、東京六大学野球2006年春季リーグ戦の最終戦として、早稲田対慶応戦、通称「早慶戦」が行われる。
 リーグ戦は21日に法政大が2期連続42回目の優勝を果たしており、現在2位の早稲田、同3位の慶応共にすでに優勝の可能性は消滅している。ただし古くからのライバル同士である両校の対決は、優勝争いとは別の次元で注目される上、現在7勝3敗0分けの早稲田を6勝3敗1分けの慶応が2試合続けて破った場合、最終的な順位も逆転する。したがって今回もお互いの意地を賭け、白熱した試合展開になるものと予想されている。
 両校出場選手で特に注目されるのは、早大ではキャプテンも務める左のエース宮本賢(4年生、防御率2.01)。さらに右には大谷智久(4年生、防御率はリーグ最高の0.85)という実力者もいるが、この左右の両エースは1年時からリーグ戦で登板しており、大舞台での経験に不安は無い。
 対する慶応は、今回は2,3年生を中心にした若いチームながら、左腕エース加藤幹典(3年生、防御率2.27)、さらに加藤とバッテリーを組む捕手・岡崎祥昊(4年生)はプロも注目する逸材とも言われている。
 野球人気の衰えが指摘されて久しいが、六大学野球連盟事務局によれば、両校の応援には未だに多くのOBが駆けつけるとのこと。「今年も例年通り特別な雰囲気になるのでは」ということだ。


東京六大学野球連盟

(2006-05-22)

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