原宿新聞

約150人参加し街を闊歩　穏田神社の宵神輿

　原宿の９月の恒例行事である穏田神社（神宮前5-26-6）の例祭が今年も開催され、初日の８日（土）、宵神輿の御渡巡行が行われた。
　1590年（天正18）創建と伝えられ、400年を超える歴史を持つ当社。宵渡神輿は08年、長らく途絶えていたものを原宿神宮前商店会が中心となって40年ぶりに復活、今年早くも７回目を迎えた。
　祭りは夕方5時30分頃、神宮前交番脇でスタート。ソロ和太鼓演奏家・林田ひろゆきさんの弟子たちによる勇壮な和太鼓演奏に続き、日没後は原宿の各ショップで働く若手スタッフたち約150人がオリジナルの真っ白な衣装に身を包んで結集。男神輿と女神輿に分かれて、「ソレ！ソレ！」と声を張り上げながら街を練り歩いた。
　都内各地の祭りに参加しては神輿を担いでいるという男性は、「隠田神社のお祭りには毎年来ている。特に本社の神輿は都内でも指折りの立派さで知られているものなので楽しみ」と語っていた。
　例祭は8日（土）、9日（日）の二日間にわたって開催。二日目には件の「本社の神輿」がお目見えする。

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（2012-09-09）