原宿新聞

「ナマステ・インディア2012」　日印国交樹立60周年祝って開幕

　 インドにちなむイベントしては日本最大級の「ナマステ・インディア2012」が、インド大使館、NPO法人日印交流を盛り上げる会などの共催により22日開幕し、全2日間の日程がスタートした。
　日印国交樹立60周年、イベント自体も節目の20回を迎えた今年は、天気にも恵まれ約8万人がメイン会場・代々木公園イベント広場に来場。首都圏有名インド料理店等による約30軒の屋台のほか、アクセサリー、スパイス、マッサージ、占いなどを扱う約80の物販コーナーでは、それぞれに人だかりができる盛況だった。会場にはインドの伝統的衣装「サリー」に身を包んだインド女性も数多く見られたが、これを着こなした日本人女性も少なからず見受けられ、日本におけるインド文化の浸透を感じさせた。
　きょう23日（日）は、メイン会場のステージで、インド系IT企業コグニザントジャパンの竹内友章社長が、「日本におけるインドITビジネスの現状」をテーマに講演を行う予定（午後12時5分〜）。そのほか第2会場のたばこと塩の博物館では、大東文化大学の井上貴子教授が南インドの音楽と舞踊について（午後1時15分開始予定）、アジア映画研究者の松岡環氏が最近のインド映画事情について講演（午後3時開始予定）するなど、「歴史ある新興国」インドの魅力を、硬軟両面から紹介するプログラムが組まれている。
　開場は午前10時から午後7時30分まで。入場無料（第2会場のみ入館料100円）。

（2012-09-23）