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徳洲会から5000万受領の経緯に質問集中 猪瀬知事会見開く
猪瀬直樹東京都知事の定例記者会見が11月22日午後、都庁で開かれた。この日の会見は、猪瀬知事が徳洲会から5000万を受領していた問題に記者団からの質問が集中。資金提供の経緯、進退問題など会見はおよそ70分に及んだ。
(VIDEO NEWS参照)
VIDEO NEWS
この日は、各社から記者、スチール、ムービーなど約150人が詰めかけた。記者団からは1時間以上に渡り、徳洲会関連の厳しい質問が相次いだ
会見の冒頭10分間で、伊豆大島の土砂災害対策検討委員会の設置や都営バスの一部深夜運行の開始、そして週末に開催される本のイベント『ビブリオバトル』に言及した。
現金の受領問題で知事は、去年12月の都知事選の前に徳洲会グループから5000万円受け取っていたことを認めた。その上で知事は「応援して下さるという申し出を断るのも申し訳ないという思いがありお借りした。個人としての借り入れだったので選挙担当者には報告しなかった。選挙ではこのお金は一切使わなかったし、結果的に全額手つかずのまま返済した」などと繰り返し釈明した。これに対し記者団からは「もし選挙資金が足りなければその5000万円を使ったのか」「徳洲会以外からも資金提供を受けたのか」など厳しい質問が相次いだが、知事はいずれも否定した。また「資金のほかに、選挙戦で人的な支援をするというような申し出が徳田毅議員や徳田虎雄氏からあったのか」という質問に対しては「いっさいない」と断言。「5000万円の提供は徳洲会側から持ちかけられた話なのか、知事から依頼したのか」という問いには「持ちかけて来たという事でもこちらからお願いしたということでもない」と曖昧な回答をした。
また自身の進退問題への影響や報酬の返上などの措置があるのかという問いに対しては「当時はまだ知事ではなく、現在ほど立場に対する自覚がなかった。たいへん申し訳なく思っている。今後このような事がないようにつとめたい」と言うにとどめ、明言を避けた。(根津)(2013-11-22)
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