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辞任の意志あらためて否定、猪瀬知事会見
徳洲会グループから5000万円を受け取っていた問題を受け、猪瀬都知事は本日午後、都庁で会見を開いた。会見時間は約30分。知事は終始、苦しい釈明を繰り返した。
(VIDEO NEWS参照)
VIDEO NEWS
5000万円を受け取った具体的な理由を問う記者に対し、知事は「当時は立候補するかしないかという微妙な時期。この先自分が副知事を辞め、作家活動もままならなくなるかもしれないという不安、スタッフも数名雇っている、銀行から急に金を借りるわけにもいかない等の事情も含めた不安で個人的にお借りしたつもりだ。借りた金には一切手をつけずに返済した」と答えた。
5000万円という額は知事自らが提示したのかとの問いには、「こちらから提示したことはない」と明確に否定。また、辞任の意志はあるのかという問いに対しても「それはない」とあらためて明確に否定した。
問題発覚から今日までの1週間、徳田毅氏と連絡は取ったかとの問いには、「直接会ってはいないが人を介して電話で連絡をとり、あらためて返済の事実を確認した」とした。
また、「借用書に返済期日が書いていない。返さなくてもよいとも受け取れるのでは」との指摘に対しては、「借用書を書き、相手側にその借用書があるのだから、返さなければならないと認識していた」と応じた。
さらに、(現金5000万円や借用書を入れておいたとされる知事の妻の)貸金庫の出し入れの記録を報道陣に公開しないのか、との問いには、「貸金庫については個人の問題なのでそのつもりはない」と否定した。
「徳田議員の資産報告書には猪瀬知事に5000万円貸したという記載がない。本当に貸し借りだったのか」という追及には「徳田議員が用意した借用書に彼の目の前でサインしたので、なんらかの記録が残ってるのでは」と述べた。
記者からの質問は続いていたが、知事は「所用がある」として会見を打ち切り、足早に会場を後にした。(根津)(2013-11-29)
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