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新複合ビル「ＳＷＩＲＬ（スワール）」建設に向け、「エスキス表参道」の解体工事進む

新複合ビル「ＳＷＩＲＬ（スワール）」建設に向け、「エスキス表参道」の解体工事進む

　昨年10月に新施設「ＳＷＩＲＬ（仮称）」への建て替えが発表された表参道の複合ビル「エスキス表参道」だが、現在旧建物の解体工事が進められている。新建物は6月1日に着工の予定で、来年10月末には工事完了の予定だ。
　表参道に面した旧「エスキス表参道」（神宮前5）は、1982年に建造された複合商業ビル。ビル自体の装飾が凝っていたこともさることながら、シャネル、イブ・サンローランなど世界的なブランドをテナントに擁し、長きにわたり表参道を代表するスポットの一つとなっていた。
　だが近年は周辺に表参道ヒルズなど有名施設が増えたこともあり、不動産としての価値が相対的に低下。これに前後して隣接する土地を追加で取得できたこともあって、平成17年10月、ついに建て替えに踏み切ることとなった。
　新施設「ＳＷＩＲＬ（スワール）」（仮称）は、オランダの若手建築家集団「ＭＶＲＤＶ」と、工事請負業者でもあるゼネコン、竹中工務店との共同で設計されたもの。建築面積1769.13�屐１箴果明�9112.66�屐Ｃ肋�5階、地下2階で、高さは29.95�屐Ｃ肋�4階と5階、さらに地下1階に飲食店が入居し、地上1,2,3階には物販店が入居。地下2階は駐車場として設計。
　スワールとは英語で「渦巻」の意味だが、その名の通り螺旋を思わせる大胆なデザインとなっており、今ある表参道のビルとの比較でも人目を引く構造になると見られる。
　完成後に入居するテナントはまだ明らかになっていないが、「エスキス表参道」時代の主力テナントであったシャネルについては、平成18年9月初旬から同19年5月中旬まで、表参道に竹中工務店建設による仮店舗（地上２階、延床面積172.88�屐砲�オープンすると発表されている。


（参考）

日本リテールファンド投資法人「エスキス表参道の建替事業に関するお知らせ」（建物完成イメージあり）
（2006-05-24）

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