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恵比寿マルシェ、ガーデンプレイスで毎月第1・3日曜日に開催 有機野菜などこだわりの野菜ずらり
複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」(東京都渋谷区)の時計広場で1月19日、千葉や神奈川など全国の生産者が作った採れたての野菜や、手作りジャムやお菓子、無添加のはちみつなどを販売する「恵比寿マルシェ」が開かれた。来場した60代の女性は「毎回、孫とこの市場に来ることを楽しみにしています。今日はおやつにアップルパイを買いました。添加物がないので安心していただけますし、優しい味がします」と目を細めていた。
出店者の住田学さん(写真)は、3年前に脱サラをし「すみだ農園」(千葉県芝山町)を開業。農薬や土壌消毒剤などは一切使用せず、競走馬の施設・美浦トレーニングセンターから購入した馬ふんなどの有機質肥料を使用し、野菜作りに励んでいる。“生きた土”のこだわる住田さんが作った野菜は、みずみずしく生命にあふれたもの。旬の人参を使用した人参ジュース(320グラム、350円)は、青臭さがなく甘さに満ちていた。ほか、神奈川県の三浦野菜を扱う「ZUITEL(ずいてる)」では、真っ赤な皮が特徴的なレディーサラダ大根や春キャベツのほか、バーニャカウダーなどですぐ使える温野菜セットも販売。季節によって並ぶ商品が変わるそうだが、旬を感じて欲しいとしていた。
恵比寿マルシェは、オーガニック&ナチュラルをコンセプトに身体と環境に優しい作物を作った生産者と、食の安全にこだわる消費者をつなごうと2010年にスタートした都市住民参加型の青空市場。東日本大震災後は、風評被害に苦しむ生産者の受け皿としても大きな役割を果たし、この日も宮城で生産された花を使って制作されたリースに多くの人が手を伸ばしていた。
事務局の清水隆之さんは「作った方と対面して購入できるのがマルシェの魅力。野菜の調理法など、おいしい食べ方を直接聞いたり、買い物を楽しんで」と呼びかけていた。恵比寿マルシェは毎月第1、3日曜日の午前11〜午後5時に開催。次回は、2月2日(日)の開催予定。(西村)(2014-01-21)
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