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「二世五姓田芳柳と近代洋画の系譜―近代歴史画の開拓者―」
今年、明治神宮外苑が竣功され80周年となるのを記念し、明治神宮では記念特別展「二世五姓田芳柳と近代洋画の系譜―近代歴史画の開拓者―」を、今月27日から7月2日まで開催する。
明治神宮外苑は明治天皇崩御の後、天皇の功績を後世に伝えるため大正15年10月22日に建てられたもので、今年ちょうど80年目を迎える。中心部の聖徳記念絵画館には明治天皇と明憲皇太后を称える壁画80面が展示されているが、この制作には当時の日本美術界を代表する洋画家・日本画家76名が当たった。
中でも二世五姓田芳柳(にせいごせだほうりゅう)は、大作「枢密院憲法会議」(写真)、「明治天皇御事業績画」など明治天皇の執り行った政事を数々の作品に描き、当時洋画界でも第一人者とされた画家。ほかにも明治期、さらには中世以前の日本の歴史風俗を闊達に表現し、現代に伝えている。
今回の特別展では二世芳柳の作品を中心に山本芳翆、黒田清輝など、日本近代洋画における歴史画・時代考証画の分野で著名な巨匠らの作品を展示。彼らの作品から明治、大正期の日本人の精神を振り返るとともに、それによって聖徳記念絵画館の歴史的な意義を再確認しようという企画だ。
場所 明治神宮文化館宝物展示室
会期 平成18年5月27日(土)〜7月2日(日)
時間 午前9時〜午後4時30分(入館は30分前まで)
拝観料 一般500円 大学・高校生200円 中学生以下無料
(明治神宮宝物殿と共通券、絵画館の拝観も可。団体割引あり)
明治神宮(2006-05-29)
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