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都が民間事業者と初の環境体験学習事業

都が民間事業者と初の環境体験学習事業

 東京都は、都有地を活用し、民間事業者との協働による自然環境の保全と体験学習を今夏から開始する。
 八王子市川町のカワセミやゲンジボタル等の希少種が生息する樹林地約27haを活用した新事業。環境保全事業のノウハウを持つセブン‐イレブン記念財団が都との協働事業に名乗りを上げ、セブン‐イレブンの店頭募金を活動資金に、活動拠点施設の整備や体験学習メニューの提供などを行う。
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一方、都は、上下水道などの基盤整備のほか、基本方針策定などを手掛ける。セブン‐イレブンの店舗は、全国に約1万6千店舗あり、うち約2千店舗が都内に立地。2013年度に店頭に寄せられた募金は、約4億5500万円だという。同地は、高尾駅からバスで15分程の住宅街に隣接し、都がこれまで事業費として年間約500万円予算化し保全していた。
 今夏から間伐などの環境整備に着手し、来年4月以降、炭焼きや下草刈りなどの体験学習を開始する予定。スタッフが常駐する活動拠点は、来年3月頃完成する計画だ。
 都は事業着手に先立ち、同財団と6月27日に協定締結式を執り行う。舛添知事は6月13日の定例記者会見で、「希少種の保全を図りながら、大人から子供まで幅広い都民が、楽しみながら自然の魅力や大切さを学べるようにする。セブン-イレブン記念財団が持つノウハウを活かし、年間を通して多様で魅力あふれるメニューを提供していくので、多くの都民の皆さんに参加していただきたい」とPRした。
(2014-06-13)

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