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IOC調査委 東京五輪計画見直しに理解
舛添要一知事は27日の定例記者会見で、東京オリンピック・パラリンピック大会の準備状況の視察のために来日したジョン・コーツ委員長らIOC調整委員会のメンバーと25日に面会し、東京大会が素晴らしい大会であったと言われるよう全力を尽くしていくことを約束したと報告した。
コーツ委員長からも、3日間の会議を通し、競技会場計画の見直しに理解を示し、大会に向けた準備状況に大変満足しているとの評価を受けたという。今後、計画の進行状況を確認するIOC調整委員会の会議は、大会開催までに10回ほど開かれる予定。
また、IOC調整委員会一行を招いた26日の昼食会では、八丈島の金目鯛やトウキョウX、小笠原諸島のパッションフルーツなど東京の食材をふんだんに使った料理でおもてなしをし、一行は大変喜んだという。東京の食の豊富さや東京の魅力の発信に繋げたとした。
現在、東京都の農家数は、約1万3千件。うち販売農家数は6812件で、1537人の認定農業者が従事。農業総産出額は300億円(2010年)と全経済活動(100兆円:2010年)の3%を占めている。
併せて、臨海副都心青海K区画の暫定利用者をBMW株式会社に決定したと公表。
BMW社は、同社で世界初の全車種展示や無料の試乗コースなど体験型の展示施設を整備する計画で、貸し付け期間は10年間。東京オリンピック・パラリンピックを見据え、新たな観光資源の早期誘致を狙う。臨海副都心は、東京モーターショーの開催や、トヨタのメガウェブなど自動車文化の発信拠点となっており、更なる相乗効果と賑わいの創出を期待する。
(2014-06-28)
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