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都市外交を活発化 年内に都市外交戦略策定
「私の目指す都市外交は世界の諸都市と友好協力関係を深め教え教えられる関係を築くことを通し2020年オリンピック・パラリンピックへ向け東京を一段とレベルの高い都市とし都民生活の向上を図るということ」として積極的に都市外交に取り組む舛添都政。都市外交をより戦略的、効果的に展開するため先月末、都市外交推進会議を発足。年内に新しい都市外交戦略を策定し長期ビジョンに反映するほか、来年度は職員の海外派遣を拡大する方針を示している。
その一環として、9月19日から3日間、韓国仁川市で行われた第17回アジア競技大会に出席。仁川広域市の劉正福市長との面会、日本選手団の支援拠点であるマルチサポートハウスの訪問、ウエイトリフティング競技の視察などの日程をこなした。舛添知事は、滞在中、会場送迎用のシャトルバスが来なかったアクシデントを例に挙げ、オリンピックとなるとアジア大会の4、5倍の参加国から国賓がくるため警備を含め交通の導線をどうするか徹底的にシュミレーションを行うことや、会場の後利用についてなど2020年東京大会に向け参考になったと26日の記者会見で報告した。
今年は1964年東京オリンピック・パラリンピックの開催から50年を迎える節目の年であることから、2020年東京大会をどのような大会にしたいのかを考えるきっかけにと、50周年記念事業として当時の写真や資料のパネル展やデジタルコンテンツ映像の放映などを10月8日から庁内で実施する。舛添知事は「64年の時は、首都高速やモータリゼーションの典型的な時代。今度は転車レーンや丸の内とか日本橋の仲通りを歩行者専用にするなど車がなくて豊かな生活というのは何なのかを考えるディモータリゼーションの時代になる。ベクトルは逆だが、本当に都民の生活が豊かになるという方向で位置付けられれば」と2020年東京大会の意義について述べた。
また、ベルリン市の友好都市のベルリン市で、9月28日のベルリンマラソン大会が開催されるため、友好都市提携20周年を記念し都民ランナー2人を派遣すると発表。東京マラソン2014で好成績を収めた都民ランナーの木村光希さんと内田寛昭さんが出走する。
(2014-09-27)
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