原宿新聞

表参道を華やかなシャンパンゴールド色へ　1日からイルミネーション始まる

　表参道の冬の風物詩となっている「ペリエ presents 表参道イルミネーション 2014」（商店街振興組合原宿表参道欅会主催、Perrier協賛）の点灯式が１２月１日(月)午後５時４０分から原宿表参道の日本看護協会前のスペースで行われた。イルミネーションは２５日､低木には来年１月４（日）まで点灯される。
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　この日は、式典に関係者ら約100人が参加。商店街振興組合「原宿表参道欅会」の松井誠一理事長が「表参道のイルミネーションは、１９９１年から始まった。途中中断したものの、地元の方々の支援と熱意により復活した。自然の枝ぶりを生かした装飾と、表参道のどの地点に立っても全体を見渡せる優れたデザインにより、これほど美しく見えるイルミネーションは他にないと自負している」と挨拶した。続いて、ネスレ日本株式会社・高岡浩三代表取締役社長兼CEOは「おしゃれなカフェと共にペリエも登場してきた。このようなおしゃれな土地で参画できることを嬉しく思っている」と語った。
　続いて艶やかグリーンのロングとミニのワンピースをまとった森泉さん、森星（ひかり）さん姉妹が登場。松井理事長、高岡社長とともに１０秒前からカウントダウン。スイッチボタンが押されると、欅100本に設置された約５０万個のLEDが一斉にライトアップ、拍手と歓声に沸いた。シャンパンゴールド色で夜の欅の並木道とともに夜空を華やかに照らした。
　イルミネーションは神宮前交差点から伊藤病院までの欅の木100本と明治神宮入口から青山通りまでの低木にLEDが設置されている。このうち看護協会前など３本の欅には、ペリエにちなんだグリーンのLEDを設置、彩りにアクセントをつけている。
　１０日（水）〜２５日（木）の間、表参道ヒルズでクリスマスマーケットを開催、参加店舗で２０００円以上の買い物をすると、レシートと交換で「Perrier３３０ml缶」が１本貰える。さらに１日、２３日〜２５日の４日間限定で、先着1800人にペリエカラーのイルミネーションリングがプレゼントされる。

◆被災地の復興支援事業も協力へ
　檜会は期間中、職員やボランティアなど約200人を動員。表参道の清掃活動を実施するとともに、コンシェルジュとして来街者に街を案内する。「商店街、住民が一体となって取り組みます」と毛塚事務局長。
　さらに欅会は、東日本大震災の被災地となった仙台市や気仙沼市の復興支援としてイルミネーション事業を支援。「震災の記憶が薄れてきたこれからの時期が物心共に厳しくなってくる。気仙沼市の手作りのイルミネーションにも足を運んで貰えれば」と同会。表参道はクリスマスまで約350万人の人出。ライトアップした欅の街を歩道に溢れんばかりの人たちで賑わっていく。
（2014-12-02）