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長谷部健氏 渋谷区長選出馬を正式表明
4選不出馬を決めた桑原区長の勇退に伴う渋谷区長選は、19日告示、26日投票の予定。区長選には都議の村上英子氏(自民)、元都議の矢部一氏(無所属)が出馬表明しているが、2日午前、現職区議の長谷部健氏(無所属)が神宮前の事務所で記者会見を開き、正式に出馬を表明した。長谷部氏は区議を3期連続トップ当選を果たしており、現職、元都議を含め3人の有力候補による激しい選挙選が予想されている。
会見には桑原敏武区長のほか、伊藤毅志氏、岡田マリ氏、小柳政也氏の3人の無所属議員が応援に駆け付けた。新聞、テレビなど約50人の報道陣が集まった。
冒頭桑原区長は、「なぜ私が彼を押すのかという問いに対して、ひと言でいえば彼の若さと可能性にかけた。12年間付き合ってきたが、区政に対して常に提案方式で提言、その活動は感動すら覚えたこともあった。渋谷区の大きな将来を見据えて彼に後継を託したいと考えた」と挨拶。
続いて長谷部氏は「桑原区長の勇退表明からこの1、2月でいろんな動きがありました。区長という激務にはたして耐えられるのか。ただ、政党間で後継の椅子の取り合いの動きを見ていたら、いろんな逡巡はあったものの渋谷区の将来のために働こうと決意いたしました」と決意を表明した。
4年前の区長選の投票者数は67,700人。投票率40.22%。桑原区長が27,530票、次点の矢部一氏が20,217票獲得した。昨年の国政選挙で渋谷区の投票総数は96,809票。内訳は自民党31,331票、改革255票、次世代5,393票、民主18,072票、公明7,205票、社民党2,183票、維新13,344票、幸福党250票、生活の党2,590票、共産党13,163票獲得した。この時の投票率は53%あったことから一概に比較できないが、約3万票あたりが区長選の当落を分ける攻防となる見込みだ。
長谷部氏は43歳と若いということもあり、若者層への人気が高い。政党政治とは別に無所属、無党派で戦っており今回も政党の支援は受けず、直接区民にビジョンを訴えかけていくつもりだ。(2015-04-02)
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