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渋谷区主催で自警団リーダーの育成教室
渋谷区では区民による自主防犯活動の支援策の一環として、「渋谷区防犯リーダー実践塾」を開催する。参加希望者は当日まで受付中。
6月10日(土)に行われる講義は、午前中は「明大前ピースメーカーズ」会長の本杉香氏、「P.S.I.池上自主防犯パトロール隊」の代表世話人・吉崎道子氏の2氏が講師。すでに他区での自警団活動で実績を挙げている立場から、防犯ボランティアを組織・運営する上での様々な注意点等を語る。
午後の講演では、NPO団体「子どもの危険回避研究所」の横矢真理所長が、身近な危険から地域の子どもを守るため、学校、家庭、地域がいかに連携すべきかを中心に説く予定。
また同じく午後には、NPO団体「日本ガーディアン・エンジェルス」副本部長の武田信彦氏が講演する。同NPOは今年8月より渋谷駅前に民間交番を開設し、犯罪防止のための自主パトロールを行うことが予定されている団体。「無関心が治安を壊す!地域に連帯感を!」と題されたこの日の講演でも、民間交番に関する何らかの言及がなされるものと見られる。
昨年12月、広島、栃木で小学校児童が誘拐、殺害される事件が相次いだのをきっかけに、渋谷区でも子どもを犯罪被害から守るため、PTAなどから自主的な防犯活動の必要性が叫ばれている。区としては今回のカリキュラムをきっかけに、地域の防犯活動を担うリーダーが生まれることを期待しており、今後も同種の活動を行っていく予定だ。
現在のところ6月24日に次回の「防犯リーダー実践塾」開催を予定。東京都消費者生活センター啓発員が悪徳商法に対処するための講演を行うほか、NHKの人気番組「難問解決!ご近所の底力」の担当デスクが、渋谷区での住民活動を取材する中で感じたことを語るようだ。
会場 渋谷区役所前駐車場地下一階会議室
問い合わせ 渋谷区安全対策課(03-3463-1211)
(2006-06-06)
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