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2018年の国際水協会世界会議を東京ビックサイトで   日本初の開催

2018年の国際水協会世界会議を東京ビックサイトで   日本初の開催

 舛添知事は4日の定例記者会見で、第11回目の「国際水協会(IWA)世界会議・展示会」が、2018年9月に日本で初めて開催されると発表した。
 IWAは、世界各国の専門家が上下水道、水環境分野における安定的かつ安全な水の供給及び公衆衛生に関する知見や課題を共有する国際会議。会議を通じ、お互いが蓄積してきた技術・ノウハウを学び合う。水の効率的な管理と水処理技術の向上を通し、世界における安定的かつ安全な水の供給及び公衆衛生に寄与することを目的として発足した。
 第11回目の「国際水協会(IWA)世界会議・展示会」は、東京ビッグサイトで開催され、世界100カ国から過去最大規模の6000人参加する計画。東京都が有する先進的な技術やノウハウを世界に発信するとともに、世界の上下水道の改善と日本の産業力の強化に寄与すると東京開催の意義を示している。
 また、同会議の開催準備や運営を担う「開催国委員会」を4日、関係省庁、学術界、産業界等とともに設立。会長に、舛添知事が就任した。
 都は、無収水率3%と世界トップクラスの技術力を誇る漏水防止技術や下水道の高度処理技術など先端的な技術を有している。舛添知事は、「都が持つ先進的な技術やノウハウのアピールと、世界各国からのお客さまへのおもてなしにより、東京の魅力を発信できる絶好の機会としていきたい。例えば、東京の街を散策していて、ちょっと簡単に水が飲めるような、そういう施設も作りたいなと、いろいろな夢のある話をしたいと思っている」と意気込みを語った。
 また、舛添知事は、使用中止となった大会エンブレムが入った名刺や紙袋の取扱いについて、一昨日は、もったいないので使えるものは使い切りる方針を示していたが、「組織委員会とも協議したところ、今、IOCがエンブレムの件に関して訴訟の対応を行っているので、それに影響を与える可能性は少しでも排除した方がよいとの見解から、都としても使用を中止する」と発表した。(2015-09-05)

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