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都が被災地復興見学ツアーを実施 都内避難者対象に
東日本大震災から四年半。都内では7282人が避難している。都は、都内避難者が集うサロンなどにおいて、ふるさとの現状を危惧する声があがっていたことを受け、被災3県と連携し、都内避難者を対象に、被災地の復興状況を見学するツアーを来月以降実施する。
同コースは、福島県・宮城県・岩手県各地域において災害公営住宅や病院などの視察をはじめ、既に戻られている方々との交流を設ける予定で、6コース用意。各コース10人〜30人程募集し、応募多数の場合は抽選。旅行代金は無料(食事代及び都内集合場所までの交通費は除く)。
都内避難者数は、平成24年の約9000人をピークに年々減少しているが、故郷へ戻らず、都内及び近隣地域への居住を決めた人は避難者数にカウントされないという。
また、舛添知事は11日、昨年10月にロンドンに出張した際、ロンドン市長と友好都市提携について協議。この度、基本的合意に達したため、今議会において都とロンドン市との友好都市関係の結成についての議案を提出すると発表。1996年のローマ市との連携以来、19年ぶりの友好都市提携となる。
舛添知事は「成熟都市としてオリンピック・パラリンピック大会を成功させたロンドン市の経験を学ぶことで、2020年大会の成功につなげたいと思っている。大会後のレガシーをどうするかとか、競技施設の見直し、様々な点に反映されているので、そういう知見もあわせてロンドンとの友好都市連携は大きな実りをもたらすと思う」と述べ、今秋、ロンドン市長が来日するのに併せ、それまでに調印したいとの意向を示した。(2015-09-12)
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