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駒沢公園に野菜カフェ「Mr.FARMER」を出店 事業運営に民間ノウハウ活かす
都は、都立駒沢オリンピック公園のレストラン・カフェ事業者を決定した。
都は、駒沢オリンピック公園において、民間の柔軟なアイディアやノウハウを活かし、建築から運営までを一体で行う事業者の公募を今年5月に実施。賑わいの創出や公園景観に調和した空間づくりなどの基本コンセプトを踏まえ、公園利用者へのサービスや事業の安定性・継続性、建物のデザインなどを審査した結果、株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス(品川区)が選定された。平成27年10月末までに公益財団法人東京都公園協会と同社が共同事業契約を締結。平成29年春の開業を目指す。
グループ企業の株式会社イートウォークが運営する野菜カフェ「Mr.FARMER」を公園西門付近に整備。大きな勾配の屋根が特徴的なデザインで、開放的なテラスとガラス張りの室内空間の中、緑を満喫しながら食事を楽しむコンセプトの設計。延床面積は235.07平方メートで座席数は135席(テラス席69席)。
「Mr.FARMER」は、「畑の伝道師」といわれる株式会社イートウォーク社長の渡邉明氏が選んだ野菜をふんだんに使い、素材の力を最大限に活かしたサラダやオープンサンド、スープなどバラエティ豊かに数多く揃えた野菜カフェ。今回出店する店舗では、モーニングからディナーまで利用者のニーズに合わせた「時間帯別メニュー」や「テイクアウトメニュー」を用意するほか、食育をテーマとしたイベントやファーマーズマーケットの開催する計画だという。
また、災害時に防災施設へと転用しできるようWi−Fiスポットの整備など防災機能も高めるとともに、共同事業者である公益財団法人東京都公園協会が、帰宅困難者対応や地域住民の支援を行う。
株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、1997年設立。従来の外食チェーンが少数ブランドで多店舗展開するのに対し、同社は、観光施設や駅ビル、ショッピングセンターなど客力の高い立地を中心に、周辺環境や顧客層などの立地特性に適したメニュー、内装、価格帯などをきめ細かく設定した上でひとつずつ業態を開発し、多種多様なブランドを展開していく「マルチブランド・マルチロケーション戦略」を推進。ファストフードや寿司店、イタリア料理、飲茶など167ブランド・616店舗を展開。平成27年2月期連結は、売上693億985万円。従業員数2,259人、資本金10億 1,221万円。創業6年でスピード上場した。
同社は、平成24年に上野恩賜公園に設置されたオープンカフェレストラン「上野の森 Park Side Cafe」も運営している。
(2015-10-03)
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