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全国初のパートナーシップ証明書を発行 渋谷区が来月5日から
渋谷区は23日、全国で初めて「結婚に相当する関係」と区が認める同性カップルに対し証明書を来月5日から発行すると発表した。20歳以上で渋谷区在住などの条件を満たしているカップルが対象。28日から受付を開始する。
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渋谷区は、「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」を4月から施行しており、証明書は同条例に基づいての交付。長谷部健区長は、「公的なアプローチはないが、第一歩を踏み出した。マジョリティの意識の変化が求められており、街の中に寛容な空気をつくることが必要」と性的少数者への差別的意識をなくすことを念頭に、この取組をきっかけに民間において様々な創意工夫がなされることを期待するとした。
既に不動産会社から賃貸住宅への入居優遇や携帯電話会社から家割適用などの話が寄せられているという。また、対策の一環として、今夏から区役所職員や学校教職員向けに研修を実施しているとした。「街のハブとなっている渋谷駅は現在、大規模開発を行っており、今後、街は大きく変貌する。そのキーワードが多様性の街づくりだ。この度の取組は、その一環になる。世界都市のパリやロンドンなどに負けないような魅力的な街を目指していく」と長谷部区長。
世田谷区も、パートナーとして宣誓した同性カップルを認める「受領証」を来月5日から発行する。
また、渋谷区は、庁舎建替えに伴い区庁舎を13日から移転。取り壊しを前に、慣れ親しんだ庁舎で、多様な渋谷の魅力を体験して欲しいと、国内外のクリエイターによるアートフェスティバル「シブヤのタマゴ」(渋谷のたまご実行委員会主催)を25日から来月3日まで開催する。入場無料。詳細は、http://www.shibuyaeggs.com。
注:「渋谷区パートナーシップ証明」は、法律上の婚姻とは異なるものであり、「同性婚」の証明ではありません。
(2015-10-24)
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