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「思いやりに満ちた世界一の都市に」 都が人権啓発イベント
「国連の人権宣言は、人類が長い間かけ、ここまで積み上げ勝ち取った権利。これは命がけで守っていかないと守れない。卑劣なテロ行為や拉致などは決して許してはならず、そのような観点から様々な政策を今後も続けていきたい」。
国連総会で決議された10日の「人権デー」を前に、舛添知事は4日、人権問題に対する見解をこう述べた。
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この世界人権宣言に基づいた人権啓発イベントとして、都は、国内における4日から10日までの「人権週間」に合せ、「講演と映画の集い」を開催する。
8日(火)に練馬区立練馬文化センターで、女優の藤田弓子氏が「いつも何かにときめていよう」と題し、「高齢者がいきいきと暮らせる社会の実現」をテーマにした講演を行い、作家・井上靖の自伝的小説を映画化した「わが母の記」を上映。13日(日)には稲城市立iプラザで、ピアニスト・辻井伸行氏の母・辻井いつ子氏が「子どもの才能の見つけ方、伸ばし方」について語り、子供の取り違えた2組の家族を通し愛や絆・家族について描いた映画「そして父になる」を上映する。併せて歌手のクリス・ハート氏をメインキャラクターに起用したCMも放映する。
舛添知事は「(人権を考える上で)自分と考え方の異なる人、肌の色や国籍の違いなどを含め多様性を担保する寛容な精神が必要であり基本だ。そのためにも困っている人がいれば手を差し伸べる心のバリアフリーが必要だ」と語り、「東京を思いやりに満ちた『世界一の都市』にする」とした。
また、COP21に合せパリ市が開催する都市・自治体首長の気候変動会議「気候変動に関する首長サミット」が4日、パリ市庁舎で開催され、気候変動への取組をアピールするとともに、新たな国際枠組の合意を後押し。
舛添知事のビデオメッセージも放映され、水素社会実現や2030年までに温室効果ガスを2000年比で30%削減することなど都の取組を紹介し、世界の首長に向け都市がイニシアティブをとり連携しながら気候変動対策に取組むことを呼びかけた。
(2015-12-05)
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