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小池知事が希望の党代表を辞任
東京都の小池知事は、14日の夕方に開かれた「希望の党」の両院議員総会で、党代表を辞任することを表明した。「国政については国政の皆さまにお任せしたい。創業者の責任として代表としてスタートしたが、方向性は決まっているので代表の座は降り、しかるべき形で皆さんをサポートしていきたい」と述べ、新代表には玉木雄一郎共同代表が就任した。
小池氏は、先の衆院選で新党「希望の党」を立ち上げ、235人の候補者を擁立(公示前議席57)するも野党乱立となり、当選者は50人と惨敗。小池氏の側近とみられていた若狭勝氏も東京10区で落選となった。小池氏は、衆院選後も「創業した責任がある」として国政とは距離を置きつつ代表を続投していたが、10日の共同代表選で玉木氏が選出され、14日に新執行部が発足するタイミングで辞任する意向を示した。今後、小池氏は、党顧問などに就任する方向性だが、事実上、国政の舞台から去ることになり、都知事に専念するとみられる。
葛飾区で12日、区議会議員選挙が実施され、定数40人の枠に59人が立候補。小池知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」から5人が出馬したが当選者は1人のみで、衆院選の結果が尾を引いた。また、7月の都議選で選挙協力した都議会公明党は14日、都民ファーストの会との「知事与党」関係を解消する考えを示した。
(2017-11-14)
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