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ふるさと納税について

 テレビでふるさと納税について特集していた。東京都からは区民税(住民税)約230億円が流出しているらしい。
 語弊はあるが、米国では安全と水は金で買うといわれている。なぜならば、警察、学校などはその地域の住民税で運営、言い換えれば金持ち層が住む地域は豊富な住民税が入り、行政サービスが充実、安全を確保されいる。
 故郷でもない地域に寄付.カニや肉などをもらい、住んでいる地域の住民税が控除されるというのは明らかにおかしい。番組でも指摘していたが、流出額は圧倒的に横浜市が多いが、政令指定都市なので75パーセントを地方交付税で補てん、23区は補てんされないので世田谷区16億が日本一らしい。結局は税金でまかなっているのだ。
政府の目くらまし。だったら、中央に税金を集中、地方にばらまく税金方式の抜本的な改革を考えるべきだ。税金を地方に任せたらどうか。
 受益者負担。必要な行政サービスを受けるにはそれなりの負担が必要という考え方。少なくとも住んでいる地域に住民税を払わないというのは、何法か知らないが、法律違反ではないのか。それは政府が自分で調べるべき話だ。まずふるさと納税という名前からしておかしくないか。杉並区長の「官製通販」という表現はいい得て妙だった。(2018-01-14)

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原宿新聞編集長 佐藤靖博

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