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土曜夕刻の渋谷で通り魔  靴に釘を刺し、女性の足を蹴る

土曜夕刻の渋谷で通り魔  靴に釘を刺し、女性の足を蹴る

 土曜夕刻の渋谷繁華街で、靴に釘を刺した男が見ず知らずの女性に怪我を負わせる通り魔事件が発生した。
 事件が発生したのは6月17日土曜日、渋谷区神南1丁目の109-2から宇田川町23番地のみずほ銀行渋谷中央支店前までの約100メートル区間内の路上。時間は夕方6時50分から55分の約5分間で、土曜日夜の繁華街とあっていつもにも増して人通りの多い状況だった。
 男は革靴に長さ2センチメートルの釘5本を刺し加工。これを履き渋谷を歩いていた。怪我を負わせた相手は路上で目をつけた見ず知らずの女性で、背後から近づき、ふくらはぎを数回にわたり足で蹴り上げたもの。女性は最初「チクッ」という痛みを感じ、おかしいと思いふくらはぎ部分を見たところ、自分の足が出血していることに気がついたという。
 驚いて背後にいた高校生に問いただしたところ、高校生は関与を否定。そこで視線を移すと、少し離れたところで目を伏せる挙動不審な男を発見。男を詰問したところ「私はちがう」と言い張ったが、怪しんだ女性が交番に連れて行き巡査の尋問を受けたところ間もなく犯行を認めた。男はそのまま渋谷署に連行され、傷害容疑で逮捕された。
 供述によれば男は30歳で、職業は器械の販売。動機については詳しく調べているところだが、「誰でもいいから女性の足を傷つけたかった」と供述している。なお渋谷署によれば、男は逮捕後も特別取り乱した様子はないようだ。

(2006-06-19)

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