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国立能楽堂、夏休みの子供向け企画 狂言師・野村萬斎氏ら出演
国立能楽堂(渋谷区千駄ヶ谷4)では親子のための企画として、7月28日「子どものための夏休み狂言公演」を、さらに8月4日、5日には「子どものための夏休み能楽公演」を開催する(写真は国立能楽堂のメイン舞台)。
7月28日の狂言公演演目は、「盆山」「棒縛(ぼうしばり)」「首引(くびびき)」の三つ。そのうち「棒縛」では、今やNHK教育テレビ「にほんごであそぼ」で幼児にも人気を博す、和泉流・野村萬斎氏がシテ(主人公)として出演する。8月4日、5日の能楽公演では両日とも狂言「茶壷」と能「安達原」を上演する(出演者の入れ替わりがあり)。
国立能楽堂では、例年夏休みの時期に親子で古典芸能を楽しめる公演を企画。今年も子どもに飽きが来ないよう配慮し、動きの変化に富んだものを中心に演目を組んだ。
また舞台上の演目以外も楽しんでもらうため、能の面(おもて)を着けたり、小鼓を打つなど、子供たちのための体験スペースも設置する。
古典芸能の台詞回しを理解するのは、子供ならず現代の一般的な親にとっても難しいところ。だが企画したスタッフによれば、600年を掛けて磨き上げられた様式美を目の前で見れば「理解できずとも子供ならではの感性で感じるものがあるはず」と、自信を持って語っている。
なおチケットは国立劇場チケットセンター(0570-07-9900)で受付。7月の狂言に関しては現在発売中、8月の能楽に関しては7月9日に電話予約、同11日に窓口発売開始となる。
日時:(狂言)7月28日午後1時、午後4時開演
(能楽)8月4・5日午後1時開演
会場:国立能楽堂
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
TEL :03-3423-1331
国立能楽堂
国立劇場チケットセンター
(2006-06-21)
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