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ファミリーマート原宿竹下口店で偽札発見 1万円札をカラーコピーか 

ファミリーマート原宿竹下口店で偽札発見 1万円札をカラーコピーか 

 ファミリーマート原宿竹下口店で20日、偽1万円札が使用されていたことが22日分かった。この日東京では似通った手口の偽札使用事件が多数確認されており、警視庁では同一犯と見て行方を捜査を進めている。
 同店で偽札を使った客は20代前半の男性。坊主頭で、上に黒のポロシャツ、下にはジーンズのようなカジュアルなパンツを着用。
 男は20日夜10時頃JR山手線原宿駅竹下口前の同店に現れ、100円〜120円と見られるガム一個を購入。支払に1万円札を差し出した。
 この札は一見して紙質が粗く、しかも通常の1万円札より横幅が短かった。受け取ったアルバイトの男性店員も不審に思い、レジの中の他の1万円札と見比べ、釣銭の支払を躊躇。しかし男は「(衣類の)洗濯中にそのようになってしまった」と主張、やむを得ず店員が差し出した釣銭9千900円前後を受け取り、店を去った。
 だが直後に再び不安になった店員は店長にこの件を報告。最終的に店長がこの札を交番に届けた結果偽札と確定した。この偽札は透かし部分の福沢諭吉肖像が不鮮明、銀色のはずの左端ホログラムが青といった特徴があり、カラーコピーの可能性が強い。
 東京都では同じく22日、ほかにも墨田区、千代田区のコンビニ計8店で偽札が発見されていたことがわかった。これらはいずれも20日の夜使用、犯人と見られる客が20代前半、カラーコピーの可能性が強いなど、ファミリーマート竹下口店との共通点が数多く見られる。



(2006-06-22)

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原宿新聞編集長 佐藤靖博

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