原宿新聞

作家・吉永みち子さん講演会　　「日々のはりあいと生活の充実―仕事・趣味・ボランティア―」

　作家・テレビコメンテーターの吉永みち子さんが、「日々のはりあいと生活の充実―仕事・趣味・ボランティア―」というテーマで講演を行う。開催日は6月29日（木）、時間は午後2時から3時10分。渋谷区役所5階大集会室にて。入場無料。
　吉永さんは「勝馬」「日刊ゲンダイ」などで日本初の女性競馬記者として活躍。77年には騎手・吉永正人さんと結婚し、85年「気がつけば騎手の女房」で第16回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。以後執筆活動の傍ら、地方分権改革推進会議、郵政行政審議会などの委員を務めるほか、テレビコメンテーターとしても発言を続けている。
　誰もが抱える人生の不安に対し、自らの豊富な体験を基に平易な語り口で助言を与える吉永さん。今講演では中小企業に勤める人を対象に、「趣味やボランティア活動を取り入れることで、いかに毎日の暮らしに張り合いを持たせるか」といったことが話題の中心になりそうだ。
　「戦後最長の景気」といわれつつも、各種の調査ではサラリーマンの過重労働感が浮かび上がっているだけに、主催の渋谷区勤労者福祉振興公社でも講師を厳選。同公社によれば、「とにかく元気が出る話をしてくれる人をということで選んだ。吉永さんはこういった講演では大変に人気があり、今回は満を持してのお願い」と語っている。　


問い合わせ先　（社）渋谷区勤労者福祉振興公社（03-3780-0878）


（2006-06-23）