原宿新聞

浮世絵 太田記念美術館8月の展示「江戸の花火」

　浮世絵・太田記念美術館では8月1日より、夏の風物詩、花火の特集展示を行う。
　展覧会は8月1日の「花火の記念日」に因んだ企画。歌川広重「名所江戸百景　両国花火」（写真）、歌川豊国「江戸両国すゝみの図」、北尾政美「浮絵東都中洲夕涼之景」など、江戸花火をモチーフに浮世絵史を彩った、約60点の作品を集める。
　著名絵師それぞれが工夫を凝らした花火表現を見比べるのは勿論のこと、太平の世の到来とともに開花した、江戸期の花火発展の歴史を辿ることができるのも、今展ならではの楽しみ。夏休みということもあり、子供たちのためワークシート（英訳付）も用意されている。期間は8月26日までの約1ヶ月間。


■浮世絵　太田記念美術館

住所：東京都渋谷区神宮前1-10-10
Tel：03-3403-0880
Fax：03-3470-5994

開館時間:午前10時30分〜午後5時30分（入館は午後5時まで）
入館料:一般700円　大学・高校生500円、中・小学生200円
土曜・日曜・祝日は小・中学生は無料、高校生は半額
団体10名以上は100円引き

休館日:毎週月曜日、8月27日〜31日

公式サイト

（2006-07-19）