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渋谷駅前繁華街で「ハチ公パトロール」
渋谷駅周辺では7月21日より、民間主導の「ハチ公パトロール」が行われている。目的は夏休みに渋谷で遊ぶ若者に対し、彼らの安全を大人たちが気にかけていることを示すこと。そして子供を狙った各種の犯罪者に対し、地元の大人たちの目が光っているとアピールすることだ。
渋谷区の町会、商店会、企業、NPOらにより結成され、センター街や公園通りを中心に行われる、この「ハチ公パトロール」。3年目の初日となった21日には約50名の大人が集まり、センター街や渋谷公園通りを練り歩いた。
一般の商店主らが中心でもあり、専門の訓練などはは受けていないこのパトロール隊。だが最大の目的は、「夏休みに渋谷を訪れる若者・子供に対し『大人たちが目を光らせているから、安心して遊んでいいよ』というメッセージを送ること」だという。
無謀な行動に走る若者の中には、親や先生から関心を払われていると感じることができず、寂しさを抱えている者が多いという。だがこのように大人たちが若者の身の安全に気を配っているとアピールすることで、彼らを無謀な行動から自衛させるという狙いがあるようだ。
また一般の大人たちが見回りをすることで、甘い言葉で若者を危険に誘う暴力団などの組織に、「地元が目を光らせている」と牽制することも大きな目的。パトロールは7月21日と24〜26日、さらに8月24、25、28、29日の計8日間、夕方4時から2時間行われる。
なお併せて、7月21日〜26日の6日間、渋谷駅ハチ公口にて茶道教室も開催中。これは茶道を通して日本の伝統的礼儀作法などに触れてもらい、繁華街に繰り出す前の気持の緩みを引き締めて欲しいという狙い。期間中は渋谷区茶道華道連盟から参加のボランティアのほか、上原中、上原小の女子生徒・児童が浴衣姿で抹茶を振舞う。
(2006-07-23)
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