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「BRIAN truth UK 〜ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男〜」
ローリングストーンズ最初期のリーダーとして知られる、故ブライアン・ジョーンズの記念展示が、トーキョーヒップスターズクラブ(神宮前6)にて開催されている。
「20世紀最大のロックバンド」ザ・ローリング・ストーンズは、1963年、黒人リズム・アンド・ブルースのカバー・バンドとしてデビュー。ブライアンは当時のストーンズにおいて、ギタリストして天才的な能力を発揮。バンドの要として君臨するとともに、ストーンズそのものも瞬く間にスターの座まで駆け上がった。
だが、バンドがミック・ジャガーとキース・リチャーズの作るオリジナル曲を前面に出すようになると、徐々にブライアンは孤立。ドラッグとアルコールに溺れ、廃人同様の生活を送るようになる。69年6月には事実上解雇に近い状態でバンドを脱退。一ヵ月後に自宅プールで溺死しているのが発見されたが、その死には今も他殺説がつきまとうなど謎が多い。
今展「BRIAN truth UK」 では、ブライアン愛用のVox社製ギターやアンプ、今夏公開される映画「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」で使われた衣装を展示。これら衣装は映画のために新たに作られたものながら、ブライアンのストーンズが、当時のファッションにも絶大な影響を及ぼしていたことが窺える。さらにブライアンの死の直後にストーンズが行った追悼公演「ハイド・パーク・コンサート」の記録映像を上映。当時テレビ用に撮影されたものだが、ブライアンのために弔辞を捧げるミックの姿が残されている。
60年代ロックスターの破滅的なイメージは、そのかなりの部分がブライアンに作られたとすら言えるだけに、60年代カウンターカルチャーの源泉を知る上では是非足を運んでおきたい。
((C)UDLEY FILMS LLP 2005. ALL RIGHTS RESERVED)
■「BRIAN truth UK 〜ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男〜」
会場:トーキョーヒップスターズクラブ
住所:渋谷区神宮前6-16-23
TEL: 03-5778-2081
トーキョーヒップスターズクラブ
(2006-07-24)
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