原宿新聞

津軽三味線の上妻宏光さん、「スーパーよさこい2006」最終日に出演

　原宿表参道元氣祭実行委員会は、来月表参道にて開催される「原宿表参道元氣スーパーよさこい2006」の最終日・8月27日（日）に、津軽三味線奏奏者の上妻宏光（あがつま・ひろみつ）さんが出演すると発表した。
　上妻さんは2001年のデビュー以来、日本の伝統楽器と西洋音楽の融合を目指し活動する三味線のトッププレイヤー。6歳より津軽三味線を始め、14歳で「全日本津軽三味線競技大会」に優勝。「津軽三味線全国大会」には2年連続で優勝した経歴を持つ。その後は2001年の国内CDデビュー。さらにその翌年には全米でアルバムをリリースし、アメリカ、ヨーロッパと続けて海外ツアーを成功させるなど、津軽三味線における若き第一人者として知られている。
　8月9日には「祭」をテーマにしたアルバム「○―エン―」を発表するという上妻さんだが、それに収録されているのが、「音乱舞―じょんがらよさこい―」。これは全国220箇所以上で開催される、よさこい祭りのオープンマインドな文化に、上妻さんが触発された作曲したもの。自身のルーツである「じょんがら節」と、よさこいのテイストを巧みに融合させた一曲だ。　
　「スーパーよさこい」出演時にも、同曲を披露することになると見られる。演奏時間などは未定ながら、表参道最大級のイベントは、上妻さんの三味線でクライマックスを迎えることになりそうだ。
（2006-07-27）