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「川淵会長にレッドカードを!」 500人超のサポーター、「川淵辞めろ」のシュプレヒコール
2-0のスコアでトリニダード・トバゴを下した9日のサッカー日本代表戦。オシム監督による新体制はみごと白星でのスタートとなったが、その一方国立競技場の外では、日本サッカー協会会長・川淵三郎氏の過去4年の責任を問うサポーター有志が集結。「川淵会長にレッドカードを!」との主張を掲げ抗議デモを行った。
主催した「川淵会長にレッドカードを!」実行委員会の面々は、インターネットなどで募った参加者150人と日本青年館で試合を観戦。試合終了後、午後9時25分には予定通りデモを始めた彼らだが、スタジアムで観戦したグループが加わったことでデモ規模は一気に膨れ上がった。
少なく見て500人以上のサポーターが、「川淵やめろ!」「Jリーグをなめるな!」などシュプレヒコールを上げ、千駄ヶ谷を行進。手にも「川淵三郎はサッカーの敵」「居座る事こそ無責任 男らしく辞任しよう」などと書かれたプラカードを掲げ、各々の主張を表明した。
当初実行委からは参加者の人数を懸念する声もあったが、当日の予想外の盛り上がりには、「とても数え切れないが、もしかしたら1千人近くいるのでは?」との声も漏れるほど。少なくともこの日の熱気を見れば、川渕会長への不満を持つ人が少なくないことを示せた格好だ。
最後は実行委代表が、「独裁者を倒し、サッカー界に新風を吹き込みましょう!」と絶叫。取り囲んだサポーターが喝采を上げ、この日のデモは終了した。
なお批判を浴びた側の日本サッカー協会だが、翌日の原宿新聞の電話取材に対しては、「(デモに関する)公式な報告は受けていない」「電話取材には答えられない」と回答するにとどまっている。
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(2006-08-10)
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