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フリークスストア新店舗、キャットストリートにオープン アッパーミドル層狙い新機軸

フリークスストア新店舗、キャットストリートにオープン アッパーミドル層狙い新機軸

 デイトナインターナショナルは9月15日、20代後半から30代後半の平均よりやや富裕な男女をターゲットに据えた「フリークスストア」新店舗をキャットストリートにオープンする。
 新店舗となるビルは渋谷区神宮前5丁目の隠田商店街(=通称「キャットストリート」)に建造済み。完成後は短期間のレンタル会場などとして使われていたが、このたび正式にアメリカンカジュアル衣料小売「フリークスストア」の新店舗となることが判明した。
 建物は地上4階、地下1階建。3階と4階についてはプレスルーム、オフィスとして使用。1階と2階に入る店舗の名前は「アッパー・イースト」。若年層に向けスタンダードなアメリカンカジュアルを提供してきた同店だが、ここでの主要ターゲットは20代後半から30代後半の男女だ。 
  デイトナインターナショナルの資料によれば、男女ともに「確立したライフスタイルを持」ち、なおかつ「自分で服を選び、オリジナルなスタイルで着こなす意思のある人」といった顧客イメージ。商品の値段設定もシャツ1着につき1万5千円から4万円、アウター1着が3万円から15万円となっており、平均年収にして700万円前後の層が想定されている。
 地下1階は「ミスターハーツ」。これは「知的自由人」を指すフリークスストアによる造語。藤沢、鎌倉などのエリアから都内のオフィスに通う、小規模な会社の役員。あるいは自宅にてクリエイティブな仕事を行う経営者といった顧客層がイメージされている。こちらはシャツ1着につき、1万5千円から3万8千円。アウター1着が1万9800円から12万円の価格設定。
 景気の回復を受け、20代後半から30代後半の男女の一部に高級品嗜好が強まっているとの各種調査結果があるが、今回のフリークスストア新店舗オープンも、そうした動きを如実に受けたものと言えそうだ。

(住所)
東京都渋谷区神宮前5-27-7

■公式サイト

(2006-08-20)

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原宿新聞編集長 佐藤靖博

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