原宿新聞

Kスタでau秋冬モデル発表　番号ポータビリティ制導入控え、勝負機12機種投入

　KDDIデザイニングスタジオ（以下「Kスタ」）では、現在2階展示スペースにて、au携帯電話の秋冬最新モデルを展示している。9月6日からはこれら新機種のコンセプトを音と映像で表現したインスタレーション展も開催。番号ポータビリティ制導入を控えた携帯電話各社にとって、この時期の新機種発表は普段に倍する重大事と言えそうだ。
　Kスタで展示されているのは、28日発表されたばかりの全12種のうち冬モデル3機種を除く9種。これまでもKスタで通常行われているように、自分の手にとって眺め機能をじかに確認することも可能だ。
新機種全てを通じてauがアピールしているのは、音楽再生機能とデザイン。音楽に関しては近年安定した強みを見せている同社だが、今回はさらにヤマハの協力を得て新技術「DBEX™」を実現。これにより音楽再生だけでなく、ワンセグ画像など高画質動画の再生も可能になったという。
　9月6日からは1階エントランス付近でも、これら秋冬新モデルのイメージを3次元で表現したインスタレーション展を開催。これは床に12面のモニターを配置し、12機種それぞれのコンセプトを音と映像で体感してもらおうというものだ。
　10月にはいよいよ番号ポータビリティ制が開始されるが、このタイミングで世に出す新機種は、今後のシェア戦争を占う上でも役割は重大。10月を待って新機種乗換えを考えている人は多いと見られるだけに、今回の新モデルプロモーションにもauの気合の一端が窺える。

■KDDIデザイニングスタジオ

住所：東京都渋谷区神宮前4-32-16
営業時間：10：00〜20：00
休館日：年中無休
入場料：無料

KDDIデザイニングスタジオ


（2006-08-31）