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大和田図書室10月末に休室 取り壊し後、複合施設着工へ
旧大和田小学校校舎にある大和田図書室(渋谷区谷区桜丘町23-21)が、来月10月30日(月)を以って休室する。最終利用日は前日の29日。11月半ば過ぎには建物の取り壊しも始まり、この跡地に平成22年度に開館が予定される大型複合施設の建設が始まる。
平成9年3月に学校統廃合により廃校となった旧大和田小学校の跡地は、これまで「大和田図書室」の名称で地域住民のための図書室、集会施設として利用されてきた。「図書室」の名称からも分かるように蔵書約3万5千冊、面積も200平方メートルと比較的小規模。扱いも渋谷区中央図書館の分室というものだったが、渋谷駅から徒歩8分と至近とあって利用率はまずまず。渋谷区民以上に周辺オフィスで働く人々に頻繁に利用され、一日の平均利用者約380人、同貸出冊数も約130冊を数えていた。
旧小学校校舎取り壊し後には、平成22年度の開館に向け大型複合化施設の建設が開始される。渋谷区でも稀な約4,960平方メートルの敷地上に、総工費120億円を投じて建設される同施設は、地上11階、地下3階、延べ床面積約27,400平方メートル。収容人数約690人の中ホールと同約390人の小ホールのほか、子供科学センター、教育センター、保育園、プラネタリウム、ケアコミュニティ施設(地域集会施設)、体育室を備える。
さらに、平成13年3月に閉館した旧東急文化会館八階の五島プラネタリウムの設備をそのまま引き継いだプラネタリウムもここにオープン。大和田図書室に代わる図書施設も館内に作られることになっているが、児童書コーナーなども備わった、現状より本格的な地域図書館になるという。
(2006-09-04)
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