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神宮前自動二輪駐車場
原宿では初となるバイク専用の駐車場が、2日、キャットストリートに誕生した。
この「神宮前自動二輪車等駐車場」は、渋谷区神宮前5-11、旧渋谷川遊歩道(通称「キャットストリート」)と脇店舗との間にある、幅約3メートルの湾曲した隙間を利用して開設。駐車できるオートバイは14台。料金は最初の30分が無料で、その後は無料時間も含め2時間ごとに100円課金というシステムだ。
渋谷区では平成8年3月に「渋谷区違法駐車などの防止に関する条例」を制定。以後10年にわたり、バイク、自転車などの違法駐車(駐輪)解消を重点課題のひとつと位置づけ取り組んできた。この間、笹塚、初台、恵比寿などには民間の再開発振興(株)を区が助成する形で9箇所を設置。自転車駐輪場と一体型のものを含めると22箇所が確保されている。
区内10箇所目となる「神宮前自動二輪等駐車場」は、原宿では初めてのバイク専用駐車場。バイクによる来街者も多く、駐車場需要の点では笹塚などにも劣らなかった原宿だが、これまで適当な用地が見つからず実現できずにいた。今回作られた14台分のスペースは、元々区有地だったとはいえ「そこに目をつけるか」と区役所内でも驚きの声が上がるほど意外な場所だったという。
だが、台数にして14台分のスペースが、原宿全体のバイク台数と比較してごくささやかであるのは事実。また「意外」な場所を選ばざるを得なかっただけに、段差の陰に隠れるこの駐車場は、歩道通行者側からはやや気付きにくい部分もあるようだ。
5日夕方時点では、この駐車場に停められていたバイクは定員のちょうど半分の7台。一方その十数メートル先では、駐車場の存在を知ってか知らずか、いつもどおり違法に駐車されたバイクの山も目に入る。
今後は新たに出来た「神宮前自動二輪等駐車場」の存在を広く知ってもらうのは勿論、限られた駐車場用地をどう確保していくか、都などとも協力の上、頭を捻り続ける必要がありそうだ。
(2006-09-05)
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