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渋谷消防署、「敬老の日」控え火災報知器のキャンペーン
渋谷消防署では、10月18日の敬老の日を控え、「敬老の日に火災報知器を贈ろう」キャンペーンを実施している。
改正消防法の交付により、平成16年10月以降の新築住宅への設置が義務付けられた火災報知器。平成22年3月までには、新築以外の住宅にも一律設置することが義務付けられる。
肝心の効果のほどだが、平成14年の火災状況調査によれば、火災報知器未設置の住宅の場合、火災被害者は100人中61人が死亡。それに対し報知器設置済みの場合は、100人中18人の死亡にとどまるなど想像以上に顕著。
だがそうした事実も、未だ十分に知られているとは言いがたいのが現状。また火災発生時に逃げ遅れて亡くなる人が高齢者、特に独協老人に多いのも問題視されている。そこで渋谷消防署では、義務化までの数年を残した今年、キャンペーンによる住民の自主性に任せた普及推進活動を計画。その中でも10月18日の敬老の日は、火災被害の当事者の日でもあるだけに重視されている。
同署によれば、火災報知器は天ぷら油などの煙、熱を自然感知するタイプが主流で、安いもので980円。比較的高価なもので、1万円強と値段も幅広い。安いものが必ずしも用を足さないわけではないそうだが、高齢者へのプレゼントとなれば、各家庭の個別事情をできる限り細かく吟味したいところだ。
総務省による住宅用火災警報器CM
(2006-09-07)
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