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中越地震復興記念 ミティラー美術館展 インドの民族アート
「たばこと塩の博物館」では、「中越地震復興記念 ミティラー美術館展 インドの民族アート」を10月15日(日)まで開催中だ。
「ミティラー絵画」とはネパールにも一部またがる、インドのミティラー地方に伝わる伝統絵画。果実などを磨り潰した顔料を竹筆の先に着け絵を描くというものだが、女性のみに許され、一家の母親から娘へ代々受け継がれることが大きな特徴だ。
1982年に新潟県十和田町に創立された「ミティラー美術館」は、このインドの伝統絵画を長年にわたり日本に紹介してきたユニークな美術館。「たばこと塩の博物館」とは古くから親交を結び、過去数度の東京でのミティラー美術展が、同博物館を会場に開催された。
悔やまれることに2004年の中越大地震でミティラー美術館建物は崩壊。壁画など多くの貴重なコレクションも失われてしまっていたが、中越地方の復興も徐々に進む中今年7月1年9ヶ月ぶりに復活。ついては「たばこと塩の博物館」でも展覧会とフォーラムを行い、同博物館の復活に際しての東京からのエールを送ることになった。
展示はミティラー画(写真はその代表的な一作、ゴーダワリー・ダッタの「チャクラ」)のほか、インドの先住民族ワルリーに伝わる原初的な作風の「ワルリー画」、ほか素焼きの塑像など。また期間中は作品展示以外にも毎週末にインド文化について理解を深めるための講演会を実施。さらに中越地震からの復興といった、ミティラー美術館ならではのテーマに焦点を当てたフォーラムも行われる。詳細は博物館ホームページにて確認を。
■「中越地震復興記念 ミティラー美術館展 インドの民族アート」
会場:たばこと塩の博物館4階特別展示室
開館時間:10時〜18時(入館締切は、17時30分まで)
休館日:毎週月曜日 ただし、9月18日・10月9日(月・祝)は開館。9月19日(火)・10月10日(火)は休館
入館料 一般・大学生 100円【50円】小・中・高校生 50円【20円】
【 】内は20名以上の団体料金
たばこと塩の博物館
ミティラー美術館(新潟県十和田町)
(2006-09-11)
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