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「GAPのビル」解体 2011年東急不動産の新複合ビル建設へ
「GAPのビル」として知られる神宮前交差点角の複合商業ビル「t’s harajuku(ティーズ原宿)」が、2011年をめどに建て替えられることになった。同ビルを運営する竹中工務店と土地所有者・東武百貨店との定期借地契約(10年間)満了に伴うもので、同地はすでに東急不動産が正式に取得。ティーズ原宿解体の上、2011年には跡地に新複合商業ビルを建設する計画だ。
土地を取得した東急不動産によれば、敷地面積2057平方メートルのこの土地に建てられる新ビルは、地上7階、地下2階建。延べ床面積は約1万2000平方メートルで、総工費は土地取得費用も含め約600億円を予定。2010年度中に着工し、翌2011年の開業を目指す。ビルの名称、入居テナントなどは未定。
同地はかつて、原宿の象徴・セントラルアパートがあったことでも知られる原宿の一等地。1999年に竹中工務店が「ティーズ原宿」を建設して以降は、テナントのアパレルブランド「GAP」のイメージとともに定着していた。
今後の展開だが、GAP本社でも原宿でも指折りの一等地である同地の立地条件を重視。新ビル完成後も引き続き同地に日本旗艦店を置きたいとの意向を持っていると伝えられる。
(2006-09-27)
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