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東京デザイン専門学校生、地域貢献の取り組み報告を学園祭で
創立40周年を迎えた東京デザイン専門学校(渋谷区千駄ヶ谷3)では、来月13日の学園祭で記念シンポジウムを開催し、エコロジーおよび地域貢献に関するこれまでの取り組みを報告する。
取り組みの一例が、同校の学生たちによる「落書き消去の為の壁画デザイン」(写真参照)。以前より建物や公共物への落書きに頭を悩ませていた警視庁原宿署と、同校の協同による今年5月完成の作品だ。
コンセプトは、安易な落書きをやめさせるには監視を増やすより、むしろ落書きを躊躇せざるを得ないグラフィティアートを街に増やすべきというもの。同校イラストレーション学科の学生約10名が、神宮前3丁目の裏原宿の建物の壁一面を使って描き約4ヶ月経ったが、これまでのところ壁画に目立った落書きは残っていない。
同校では13日の文化祭シンポジウムで、こうした取り組みの一部を紹介。この日は落書き予防壁のほか、ディスプレイ科の授業の一環として制作予定の渋谷区立千駄ヶ谷小学校モニュメント、省エネ用オリジナル手提げ袋のデザインなど、その他の取り組みについても紹介する。
なお、文化祭そのものは15日(日)までの3日間。全体テーマである「原宿からエコ、1000のアイデア」に従い、約1000人の在校生がエコロジーについて提言する、1000人分の発表スペースもあるという。
(詳細は学校まで)
2006 原宿祭
(2006-09-27)
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