ヘッドラインニュース
幡ヶ谷高齢者センター、11月開館 今後も「要介護状態予防」をコンセプトに各所で
高齢者向け施設の建設が今後立て続けに行われる予定の渋谷区だが、11月初めにはその先陣を切り、幡ヶ谷2丁目に「幡ヶ谷高齢者センター」がオープンする。
かつての敬老館を改築してできたこのセンターは、敷地面積約610平方メートル、建築面積約403平方メートル、延べ床面積約1185平方メートル。地上3階建で、1階には多目的ホールやリラクゼーションコーナーのほか男女別の浴場。2階は多目的室(3部屋)とトレーニング室、相談室。3階は9つの居室を備えた共同生活用スペースとなる。
敬老館時代は専ら地域の高齢者囲碁大会やカラオケ大会会場として使われていたこの施設だが、改築後は施設の用途が大きく様変わり。これまでもあった多目的ホールに加え「高齢者共同生活ゾーン」が備わり、高齢者共同生活施設としての性格が強まる。
これは、加齢により身体機能が衰え始めた65歳以上の高齢者同士が総勢9人(最多)で共同生活を行うもの。軽運動やリクリエーションの場所に事欠かず、会話の機会も多い同施設に住んでもらうことで、介護を必要としない自立した高齢者を増やそうというのが区の狙いだ。
約20平方メートルの居室はプライバシー確保のため全て個室。そのため最大でも9人の入居となるが、事故などのリスクを避けるには入居者数は10名前後が妥当との判断による。また11月初旬の開館で開放されるのは当面多目的室などにとどまり、実際の入居は抽選や什器搬入などが完了する来年1月に持ち越されるという。
渋谷区では今後、区内の各所に幡ヶ谷同様「要介護状態の予防」をコンセプトにした施設建設を計画。まず来年平成19年11月には「富ヶ谷高齢者センター」が開設を予定しているほか、その後さらに参宮橋方面にも1館を建設するとしている。
(2006-09-28)
最新記事一覧
- 鎖国の国のGo To トラベルとはいったい何なのか
- 非常事態宣言またもや延長 感染拡大はだれの責任か
- どうなるコロナ対策 非常事態宣言解除後の行方は
- 稚拙なアプリで徹底管理 陰性の帰国者に2週間の自宅待機
- 迷走する政治屋たち COVID-19とオリンピック
- 閉ざされた国ニッポン ワクチンパスポートの考察
- メディアの在り方について
- 警察官としての矜持
- 新スタイルのフラワーショップ「DILIGENCE PA…
- 「銀魂 × TOWER RECORDS」12/24(木…
- 地元 神宮前で話題のオーガニックカフェ「SNOW AN…
- 原宿表参道 百年の灯りライトアップ
- フェンディとアニヴェルセルカフェが表参道でコラボ「フェ…
- 頻発する暴走事故はなぜ起きるのか。
- オレオレ詐欺はなぜ減らないのか