原宿新聞

所属タレント少年にわいせつ行為　62歳芸能事務所経営者を逮捕

　自身が経営する芸能プロダクション所属の少年（16）にわいせつな行為をしたとして、警視庁原宿署は2日までに、渋谷区神宮前にも事務所を構えていた文京区のプロダクションマネージャー、金竹健治容疑者（62）を児童福祉法違反の容疑で逮捕した。
　調べでは金竹容疑者は5月6日頃、自宅を兼ねる文京区の事務所一室で、「仕事をやるから我慢しろ」などと脅しつけ、自社所属の16歳少年にわいせつな行為をした疑い。少年の様子がおかしいことに気付いた保護者が警察に通報し、容疑が発覚した。
　金竹容疑者は容疑に関しては認めているが、原宿署では余罪の可能性も考慮に入れながら、慎重に取調べを進めている。
　金竹容疑者は「青葉健一郎」の通り名で芸能事務所「ブランコプロダクション」を経営。同プロダクションは法人未登記で社員も容疑者自身のほかには1名だけながら、男性ばかり、5歳から25歳の約50人のモデル、タレントが所属。同社ホームページによれば、著名雑誌や有名企業のＣＭなどにも多数のタレントを送り出していた。
（2006-10-03）