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暑さを吹っ飛ばせ!! よさこい奮戦記−事務局に密着
「みんなで力を合わせてつくり上げる祭なんです」原宿表参道元氣祭スーパーよさこい事務局のスタッフの気持ちは、街とひとつだ。
今年は八月二十七、二十八日に行われる『原宿表参道元氣祭スーパーよさこい2005』。本番まで一カ月をきり、お祭に関わる人々にとって、最後の追い込みの時期に突入した。
二日間で百万人を集めるこの大イベントの運営、実行を行っているのが、原宿表参道元氣祭スーパーよさこい事務局。代表の島村氏のもと、二十七歳から十九歳までの5名が実働部隊の中心だ。
スーパーよさこいの準備に要する期間は丸一年。前年の祭が終了した直後から、次の年の祭に向けての準備が始まる。その中でも事務局の仕事は、参加チームの募集・調整、協力・協賛企業への対応、行政との折衝など多岐にわたる。
「協賛してくれる企業も、街への気持ち、祭への共感を強く持ってくれている。それがこの祭を表していると思う」と事務局スタッフは言う。
大勢の人が集まるので、警備計画も慎重に慎重を重ねる。交通整理だけでも、250名を超えるスタッフが導入され、街と人の安全を確保する。
地域の町会スタッフの力にも支えられている。祭の当日、表参道裏の路地に立って車を誘導する、給水所で踊り子に水を配る、インフォメーションテントでの物販など、それぞれの町会が役割分担をしながら、みんなで祭の根底を支える。
原宿表参道で新しい夏の祭をやりたいと、欅会が高知のよさこい祭にオファーをしたのが五年前。地域が明治神宮に奉納する祭として『原宿表参道元氣祭スーパーよさこい』が誕生した。高知の本物のよさこいを大切にしながら、原宿表参道らしい個性のある祭を…という姿勢を貫き、今年、五年目という節目の年を迎えた。
今年は全国から九十二チームが参加。高知のチームはもちろん、外国からのチームも加わり、原宿表参道で熱い踊りを披露する。
「この街に住んでいて、まだ一度もご覧になったことがない人は、是非一度、見に来てほしい」事務局スタッフにとっては、まだしばらく眠れない夜が続く。(野津山)(2005-08-01)
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