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駐輪場が多目的広場に 青山通りで社会実験 

駐輪場が多目的広場に 青山通りで社会実験 

 来年から景観整備工事が行われる予定の青山通りで、「歩道を公園・ギャラリーに変えてしまう社会実験」が実施されている。 
 NPO法人「渋谷・青山景観整備機構(略称=SALF)」(理事長・井口典夫青山学院大学教授)によるこの実験は、東京メトロ・外苑前駅出口付近で今月初めより開始。以前までここにあった駐輪場を移転させた上、ベンチ、花壇に加え小学校児童らの絵の展示コーナーを設置し、歩道の真ん中を多目的広場に変えてしまったものだ。
 周辺オフィス勤務のOLや、散歩の途中で歩き疲れた熟年夫婦らの休憩場所として概ね好評のこの広場。至るところにメッセージボードも見られるが、これらは「青山通りを世界に誇る商業・観光ストリートに」と構想するSALFの提言。同NPOが長年にわたり沿道の商店会、町会代表者らとタウンミーティングを重ね交わした「青山通り町並み協定書」の概要、さらにヒアリング調査に基づく「青山通りの将来イメージ」を掲示したもので、SALFが提案する青山通りの未来像が、ごく分かりやすい形で語られている。
 
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渋谷青山景観整備機構

(2006-11-20)

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