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「クリエイティブなまちづくり」のシンポジウム、青学で 故・岡本太郎画伯の巨大壁画誘致計画も
知の蓄積を街づくりに活かし、地域社会に貢献すべく設立された青山学院大学の「社学連携研究センター(SACRE)」(所長=井口典夫経営学部教授)が6日、「都市文化の成熟とクリエイティブなまちづくり」と題するシンポジウムを開催した。パネリストには、青山周辺エリアの開発に関し独自の構想を持つ各界専門家らが出演。それぞれの立場から、ユニークな提言が多数なされた。
シンポジウムは、アートディレクターの浅葉克己氏と作家の林真理子氏が、青山・表参道の魅力などについて語る対談からスタート。その後各パネリストから、青山エリアの今後にも関わる提言が続いた。
その一人平野暁臣氏(岡本太郎記念館館長)から語られたのは、2006年に修復された故・岡本太郎画伯の幻の代表作「明日の神話」について。かつてメキシコで太郎氏により描かれながらも行方不明となっていたこの縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画、修復後の今年7,8月に汐留で一時的に一般公開されていたが、永住の地が未だ決まっていないとの状況を説明。
今シンポジウムへの出演は、同作を太郎画伯の生地青山に復活させたいと願うSACREの求めに応じたものだが、平野氏からは「青山は我々から見ても重要な地」との、今後の展開に期待も抱かせる言葉が聞かれた。
そのほかにはライフスタイルプロデューサーの浜野安宏弘氏らが各自の研究を報告。同氏からは、青山通りの潜在能力を引き出すため「青山学院大学の暗く長い壁を一部取り壊し、(オープンカフェのような)『ファカルティギャラリー』を作るべき」との提言がなされた。
明日の神話
(2006-12-06)
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