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「MAI68」展 パリ5月革命のプロパガンダポスター集める
1968年5月パリの学生らが蜂起して巻き起こった政治闘争、「5月革命」のプロパガンダポスター展覧会が、12月13日(水)より「MAI68」展として行われる。
「トーキョーヒップスターズクラブ」(渋谷区神宮前6-16-23)による、当時実際にパリの街角に貼られた、無名の若者らのポスターを集めた企画だ。
1960年代末は文化大革命やベトナム戦争の混乱を背景に、学生らによる反体制運動が世界各国で勃発。その中でも全国ゼネストを引き起こし、内乱寸前の状態とまで言われたのが、ジャン・リュック・ゴダールをはじめ若き日のヌーヴェル・ヴァーグ旗手らも参加した、パリの「5月革命」だ。
最終的には極端な左傾化を嫌う大衆世論により挫折を余儀なくされながらも、社会的、文化的に後世に与えた影響は絶大といわれるこの闘争。今展では当時有名無名を問わず結集し、美術の力で国家を動かそうとした美大生らの集団、「アトリエ・ポピュレール(人民の工房)」のプロパガンダポスター6枚を展示する。
会場ではそのほか、写真家ウィリアム・クライン撮影による当時の写真作品を13枚展示。さらに同じくクライン監督によるドキュメンタリー映画、「GRANDS SOIRS ET PETITS MATINS」(邦題=「革命の夜、いつもの朝」 日本初翻訳)の先行試写も行う予定。期間は2007年1月21日(日)まで。
トーキョーヒップスターズクラブ
(2006-12-12)
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